■ ゆっくりと、羽ばたくように

お昼に再放送していた「スローダンス」の録画を、東京から帰って一気に見ました。
前回放送していた時も気になりつつ、見れなかったんですよねー。

福山さんの「東京」が主題歌になってて、深津絵里さんと妻夫木聡さんが主演で。
やっぱり深津絵里さんのドラマははずれがないですねー。
設定年齢３１歳っていうところも、心理的に重なる部分が多くて考えさせられました。

大人になると、かっこ悪いことはできないっていうプライドがあって、素直になれないんですよね。
意地張って強がって。
社会の厳しさもわかってくるから、ただ我慢するしかなくって。
どんなに理不尽でも、上司の言いなりで働くしかない。嫌ならやめないといけないし。

30過ぎてからの恋愛だって、20代の頃みたいにはいかないですしねー。

ドラマ全体が面白かったんですが、特に深津絵里さんのお母さん役の台詞が大爆笑でした。
母が年頃の娘に、結婚はどうするの？みたいに問い詰める、よくあるシーンで
「あなた31でしょ。カレンダーだって、どんなに長くても31までしかないのよ！もう崖っぷちってこと！」
と言うんです。

例えが面白いな～と思いつつ、32歳以上の人にとっては、かなり失礼発言だなーと（笑）。
まあ、娘思う故の母の台詞なんでしょうけどね。

こういうドラマで、母親が娘に「そろそろ結婚しなさい」みたいに言って、お見合いの話を持ちかけたりするシーンって、本当に定番ですよね。

でも、こればっかりはねー、周りが騒いでも仕方ないというか・・・。

今の少子化問題で、「これからの人は最低3人は産まないと駄目よ」と同僚のおばちゃんに言われるんですが、その反面、「まだ結婚しなくていいからね。あなたがいないと、ここが困るから」って言われるんです。

早く結婚して子どもを沢山作れるような職場の環境がない限り、日本の少子化は改善されないでしょうね。
まだ結婚しないで。でも子どもは3人産んで・・・って言われても、私はどうすれば？？
高齢出産で3人産めと？？
絶対無理だから！うん。