■ ぼくうみ

やっと岡山にも「ぼくはうみがみたくなりました」の上映会が来たので、友人と観に行きました。

自閉症を取り上げたドラマや映画は最近増えていますが、個人的にはあまりいい作品に出会ってません。

あ、でも『光とともに…』は原作もいいし、ドラマも良かったです。

で、『ぼくうみ』は自閉症者の父親が原作だけあって、すごく愛情に溢れた映画だなと思いました。

自閉症のことをちゃんとわかってほしい。
優しい目で見てほしい。
いいところが沢山あるんだよ。

そんな気持ちが伝わってくる作品でした。

エンディングテーマ『まひるのほし』も、映画とセットで聴くとさらに歌詞の世界観が広がって、感動しました。
歌詞のテロップを見ながら、直くんが伝えようとしたその意味をようやく理解できました。

私が学生の頃出会った、多動で大変な自閉症児Ｋくん・Ｙちゃん。

毎週一緒に遊んでいた怪獣大好きな自閉症児Ｋちゃん。

教育実習中に教室を飛び出して追いかけっこをした自閉症児Aくん。言葉はないけど文字で表現してくれた自閉症児Ｔくん。

今、どんな風に成長したのかな？
会いたいな。

そんな気持ちにもさせてくれた映画でした。