■ 道徳の時間の補足

妻子ある30代男性が、女子高生と真剣に交際をしていると主張して無罪になった事件について。
告訴したのは、女子高生の母親だったと思います。
気付けた母親がすごいと思いましたね。

やっつけで開始したコーナー、「内藤先生の道徳のお時間」は意外性をついた真面目路線でしたが、すごくよかったです。
今後もこのコーナーは隔週でいいので続けてほしいと思いました。
私たちが気にしなくなった道徳的なことなどを、真剣に提案してほしいです。
大切なことだと思うんですよね、道徳って。

今、義務教育で「道徳」を教科にして「徳育」にしようという流れがありますが、あれには反対です。
道徳の時間は必要ですが、やはりこういうことは日常から学ぶものであって、学校生活や家庭生活の中から学ぶべきものだと思うからです。

子ども達の心を育てようと「ゆとり」の時間を作ったのに、学力低下という弊害が出たために、ゆとり教育は否定されるという失敗に至りました。
「徳育」を作っても、同じようなことになるような気がしてなりません。
教育審議委員会は、現場の先生や子ども達を翻弄しているだけのような気がしてなりません。