■ 妄想が心の肥やし

一泊の出張で米子に行っていました。
どうせ出張するなら、もうちょっと観光ができる場所がよかったなー。
米子（鳥取県）って何にもないもん。
温泉地と、少し移動したところに境港があるくらいで。
境港といえば市場がメインだから、行くなら朝かお昼くらいがいいんですが、そんな時間はなく・・・。

介護現場についての講演と研究発表を聞いて帰っただけでした。

勉強にはなったけど、どこかつまんなーい。
一緒に行った同僚もおじさまおばさまばっかりで、ちょっと夜に遊びに行こうか～なんてのはできないし。
夜はくから寝てしまってました。

っていうか、一日座って講演聞くのって、本当に疲れるー。お尻は痛いし、足はだるいし、眠気がつくし。
いつもは歩き回る仕事なので、じっとしているのがとにかく苦痛。

「仕事しているほうがよっぽどいいわ」
とおばちゃんたちと言い合ってました。

これが「俺クラス」の社長さんお付の出張だったら、「俺クラス」な食事をご馳走してくださったり、夜に遊びに連れて行ってくださったりするんだろうな～～～～。

妄想するのは自由なので（笑）、色々と妄想してみたり。

うちの施設長じゃあ、そんなサービス精神はとても期待できませんわ。

今回唯一面白かった講演は、宮川花子さんの講演。
大助さんが昨年、脳出血で入院されたということで、それに関するお話をメインに、新婚の頃のエピソードから熟年夫婦のエピソードまでを笑いを交えて話してくださったので、会場は始終笑いっぱなしでした。

大助さんは今でも脳出血の後遺症があり、花子さんは大変な介護をされているようです。
そんな辛い状況のことでも、すべてを笑いのネタにしてしまうということが、芸人魂というか強さというか。

大助さんのことを面白くネタにしつつも、愛情のこもったお話も多くて、すごく感動しました。

結婚して30年経っても、相手のことをこんな風に思える夫婦って素敵だなと。
それ熟年離婚だ、やれ定年離婚だ、と言われていますが、少しでも相手を想う気持ちがあったら、夫婦生活も違ったのかな？なんて思います。

私は夫婦のことは、まだわかりませんけどね。