■ 手がかかる子ほど可愛い心理

直くんが名古屋＆大阪ライブをしていた2日間、私は小学生に習字を教えるボランティアをしていました。
名古屋が過半数割れをしていると何度もラジオで言っていたので、名古屋に行きたいなという気持ちはありましたが、すでにこのボランティアを引き受けていたので無理でした。
結局、名古屋はどのくらい入ったのかはわかりませんが、日記の写真で見る限りはたくさん入っているように思えましたけどね～。

で、私が担当したのは小学3年生で、1日目は14人。2日目は18人。
中学生2人が補助で手伝ってくれましたが、大人は私のみ。
学校では1学期に習字を初めてしたという子供も多いので、まずは基本ができていない。そして、忘れ物が多い（苦笑）。
「先生、半紙忘れました～」
「先生、お手本忘れました～」
「先生、下敷き忘れました～」
「先生、墨がありません～」
「先生、文鎮忘れました～」

一体何をしに来たのかわからない子の多いこと･･･。

そして、やっと準備ができても、硯の向きが逆だったり、墨をつけすぎて汚したり、墨をこぼしたり、もうはちゃめちゃ。
2日目は全くやる気のない男の子がいて、前に座っている女の子にちょっかい出して遊ぶばかり。
「先生、○○くんがブタって言います～」
という定番の台詞が飛び出し、私がその男の子に
「今、何をする時間ですか？」
と注意すれば、
「お・や・つのじか～ん！！（笑）」
とふざけてしまう。
他の真面目に練習している子の添削もしないといけないので、それを消化していると、ついに女の子が服に墨をつけられて泣いてしまったのです。
これ以上は放っておけないと思い、ふざけて遊んでいる男の子の目の前に行って、きつめに注意しました。
さすがに叱られるとしょげていましたね（笑）。

でも、面白いことに、そういう子どもほど印象に残って忘れられないし、逆にほっとけなくて可愛く思えたりするもんです。